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スーパーエッシャー展



渋谷 BINKAMURA ザ・ミュージアム

マウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898年-1972年)
オランダの画家。

建築不可能な構造物(だまし絵)や、
平面を次々と変化するパターンで埋め尽くしたもの、
無限の概念を表現した作品、
など独創的な作品を作りあげ、
美術のテキストで何点も見たことがあった。


ここ最近でみた展覧会でダントツの満足度。


最後の作品を見終わった後に、
エッシャーの作風の変化と人生が、
一本の線になっていると感じることができたから。

エッシャーの作風は、
年齢とともに変化しているのだけれども、
いきなりガラっと変わるのではない。
きっかけとなるものがあり、それぞれの作風が連続している。


版画をスタートさせて数年後、
旅行先の宮殿でモザイク模様を見る。
その模様に触発されて、
「平面のパターン模様(平面の正則分割)」に興味を持つ。
それを突き詰めていくと、「無限」などの概念を表現しようとし、
さらにその表現方法が、「だまし絵」と続いていく。

一方で、
晩年の作品と初期の作品に共通点が見られたりして、
やはり一人の人の作品なんだと納得できてしまう!


版画家でありながら、
「画家の友人よりも、数学者や科学者の友人との方が話があう」
って言葉が印象的でした。

素晴らしかった!

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今年最後の登山は埼玉県の伊豆ヶ岳

伊豆ヶ岳

山の上は寒いかなと思っていたけど、
紅葉が綺麗で空気が澄んでいて楽しい登山となりました。

去年、日経新聞に掲載されていた
「登山初心者が楽しめる夏山」って特集に触発されて
継続している山登りだけど、やっぱりいい。

自己紹介とかで
「山登りしています!」って言うと、
「おぉ!」ってスゴク反応がいい。

だけど、
「一緒に行きます?」って聞くと、
「・・・うぅ。。。」って反応になる確率はめちゃめちゃ高い。


頂上について時計を見ると、
「土曜日のお昼の12時。」

普通の土曜日の、
テレビの前にいる12時を思い出して、
別世界にいる自分にちょっとして優越感。

来年も続けよう!


【来年必ず挑戦する山】
・剣岳
・万太郎山
・屋久島

【参考資料】

「登山初心者が楽しめる夏山」(「日経プラス1」より。各コメントは抜粋)

1位 乗鞍岳 長野・岐阜 3026m
   南北5kmにわたり峰が連なる火山群。
   交通アクセスがよく家族で行ける。

2位 燕岳 長野 2763m
   槍ヶ岳に連なる北アルプス入門の
   山として人気。大パノラマが魅力。

3位 金峰山 長野・山梨 2599m
   奥秩父の名峰。富士、アルプス、
   八ヶ岳を見渡せる展望。涼しい林道と尾根歩き。

4位 木曽駒ヶ岳 長野 2956m
   ロープウエイで登山基地へ。
   豊富な高山植物。中央アルプスの最高峰。

4位 谷川岳 群馬・新潟 1963m
   花の宝庫。初心者ならロープウエイを
   利用して天神尾根経由で登頂可。

6位 大菩薩嶺 山梨 1897m
   夏は見晴らしの良い光景に花畑が広がる。
   マイカー登山で日帰りも可能。

7位 霧ヶ峰 長野 1925m
   ゆるやかな高山台地に湿原が点在。
   家族で楽しめる高原散策。キスゲ群落が見事。

8位 北八ヶ岳 長野 2486m
   一般に夏沢峠以北の北横岳などを指す。
   坪庭などの奇観も魅力。

9位 月山 山形 1984m
   万年雪の傍らにクロユリなど高山植物が咲く。
   8合目からの登山道はなだらか。

10位 富士山 山梨・静岡 3776m
   日本最高峰。早朝5合目出発なら日帰りも。
   休憩、宿泊施設が多いが夏は混雑。

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浮世絵80点逆輸入!肉筆浮世絵展 江戸の誘惑

江戸の誘惑

江戸東京博物館にて開催されている
ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」
http://www.asahi.com/boston/index.html

浮世絵=版画をイメージしてしまうけど、1品ものの肉筆画、
そして、この出展がボストン美術館というから少し驚く。

日本の浮世絵が海の向こうロンドンからやってくる?!

ウイリアム・ビゲローという明治時代に来日した
アメリカ人のお医者さんがボストン美術館に寄贈したものとのこと。
この人は日本美術界の中心的な後援者でもあり、
貧しい画家を経済的に援助していた一面ももってたとこと。

所蔵していた絵画は四千点、
版画は三万点を超えていたというからさらに驚いてしまう。

ただ、ボストン美術館から貸し出すことを禁じるメッセージを残していたという。
これだけ日本と関わりながら、日本への寄贈ではなくボストンで、
貸し出しも禁じていたのだろうか?ちょっと疑問に残る・・・

女性が描かれている浮世絵である
美人画の作者、鳥文斎栄之(ちょうぶんさいえいし)が一番印象に残っている。
葛飾北斎はさすがの存在感を感じた。


今まで美術館などに行っても、
「すごいなぁ」とは感じるものの、
なんとなく、消化しきれていない感覚になっていた。

「この絵は何を表現しているのか?」
「何でこの絵が評価されているのか?」
などの解説的な情報が足りなくて、
分かったようで分からない感覚。

今回、実際に作品を見た後に、
家でいろいろな人のブログを検索してみた。
様々な解釈や解説が溢れている。

実物の絵を前に、偶然横に立った人に
「この絵どう思います?」
なんて聞く勇気はないけど、
ブログを見ながら、そんな会話をしているような気分になる。
本日二度目の鑑賞をスタート。

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やきとり「いせや」はスタバと正反対

焼鳥いせや

吉祥寺駅から井の頭公園まで歩いていると、
小奇麗な雑貨屋通りに人の列。

ついでに、炭焼きのいい香り。

その正体は、やきとり「いせや」。
スタバ横に構える店舗は昭和を感じさせ、
スタバとは正反対の雰囲気をプンプンさせている。

焼鳥いせや

そして、正反対は外見だけでなく、
店員の対応も両極端だった。

「いらっしゃいませ」も
「ありがとうございました」も一切存在しない。

注文して、焼きあがるのを待って、
代金を支払って、やきとりを受け取る、
この当たり前の一連の流れの中で、
ボクと店員の目が合ったトータル時間はおよそ3秒。

ボクの後ろに並んでいた人は、
「やきとり5本ください!」と注文すると
「全部やきとりです。」と店員がつぶやく。

そして沈黙。

「あの、普通のは・・・?」
「ひなどりです。」
「じゃあ、それで。。。」

会話終了。


ただ、
たくさんのメニューの中から、
どんなに複雑な注文をしようとも、
紙にメモすることもなく、
復唱することもなく、
確実に黙々と焼き上げる。

この姿に「職人」を感じました。

ここまで突き抜けていると逆に気分がいい。
そして、味は最高☆


焼鳥いせや

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世界のネット利用者10億人超す

台湾に赴任している友人が、
NOKIAの携帯を買ったと自慢してきました。
ワンセグ携帯で、テレビ電話での通話は感激したとのこと。

「日本の携帯は遅れてるよ〜」だって。。。

端末の価格は35,000円。
平均給料が13万円に対してこの価格なので、
物価の感覚がおかしいんだといいつつも、
売れ行き好評だという。

今日の日経新聞に、
「世界のネット利用者10億人超す」
って記事がありました。

このデータに各国の人口調べて
人口比率をだしてみると、


国名  ネット利用者(億人) 人口 人口比率
----------------------------------
米国    2.00  2.98  67.1%
中国    1.10  13.1  8.4%
日本    0.85  1.28  66.4%
インド   0.60  11.0  5.5%
ドイツ   0.37  0.83  44.6%
ブラジル  0.36  1.86  19.4%
韓国    0.33  0.48  68.8%
英国    0.28  0.60  46.7%
イタリア  0.28  0.58  48.3%
フランス  0.26  0.60  43.3%


韓国がトップなんですね。

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浅草寺

浅草寺

雷門で有名な浅草寺に行ってきました。

仲見世通

仲見世通には平日だというのにこの人の多さ。
外国人がしきりに写真を撮っていました。

雷おこし・人形焼・揚げまんじゅう。
「食べ歩きいかがですかぁ〜」の声と、
機械からあがる蒸気が白く見える肌寒さ。

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矢の職人

矢

台東区の矢の製造をしている杉山さんに話を伺ってきた。

弓道などで使用する矢。

旧来の素材は竹に羽。
家の周りで竹を育て、刈ってきては火であぶる。
自然の素材を直線の形に整えるのが技術なんだそうだ。

竹を素材にした道具に釣竿があるけど、
矢は同じ重さ、同じ長さのものを作らないといけない。
これもまた職人芸。

時代と共につくり方が変わってきたのだという。

火を焚く→ガスコンロ、
素材も竹→グラスファイバーに変化した。

「昔と同じ製法でやっているところはほとんどないんじゃないかなぁ・・・」

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波佐見焼は長崎県の伝統的工芸品

波佐見焼

池袋の全国伝統的工芸品センターにて作品展示がされていました。
http://www.kougei.or.jp/center/

透き通る白磁の美しさと、ワンポイント的に添えられている赤や青の染付の模様が器の個性を際立たせている印象を持ちました。

波佐見焼

伝統工芸士の福重久弥さん。

「本当に良いものは実際に使ってもらわないと伝わらない。」

伝統的工芸品は生活の中に溶け込むべきものであって、
実際に使ってもらってこそ価値がある。
ただ、比較されがちなのが大量生産される安価な器。

写真や文字で違いを伝えることの難しさ。

私も先日、勇気を出して購入した少し高価な器(皿)。
数百円の皿とは明らかに違う。
重量感、肌さわり、手に持ったときの伝わってくる感じ・・・

何なんだろう?!この感覚は。
やはり言葉では言い表せないけど、
手にすれば分かる。

だからこど、
福重さんの言葉を実感をもって聞くことができていました。

また、波佐見焼は過去に流通の都合から
「伊万里焼」や「有田焼」として売られていたことなどもお聞きしました。

波佐見焼

飯椀を購入!

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blogランキング。しばらく更新さぼったから・・・

新日本様式

新日本様式

・三菱の鉛筆:太い柔らかな芯で筆のような表現力に。
・キヤノン「IXY」:ディテールに宿る伝統美と先進の操作感。
・サントリー伊右衛門:京都・老舗の緑茶を手軽に持ち歩く。
・松下システムバス「i-U」(イーユ):ほんの少しの気配りが浴室の空間を変えた。

「新日本様式」
=「わが国の伝統的な技術・デザインや機能、コンテンツを現代の生活にふさわしいよう再提言すること」
http://www.japanesque-modern.org/index3.html

総合的な日本の素晴らしさをブランド化していこうとする取り組みで、 松下電器の中村邦夫会長が理事長となり、その他の理事メンバーも 錚々たる顔ぶれ。

53点の商品がラインナップされているけど、デザインの美しさと細やかな心配りの精神に由来する商品コンセプトは日本人なではなんだなぁ・・・

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