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茂木健一郎さんの講演

先日、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にて司会をされている、
茂木健一郎さんの講演を聴きに行った。

満席の会場に現れた茂木さんは
自己紹介もせずにいきなり話し始める。

「みなさんは日本をどのように捉えていますか?」

いきなり圧倒されました。
テレビでは淡々と鋭い質問をしているイメージだったけど、
講演の場ではスゴイ勢いでしゃべる。スピードも早い。
講演テーマは「イノベーション」。

ノーベル賞をとった湯川秀樹を例に、
湯川氏は晩年大変な教養人っぷりを発揮したけど、

× ノーベル賞とった→時間できた→教養人になった
○ もともとスゴイ教養人だった→ノーベル賞取れた

一つの専門分野だけに特化している人が、
イノベーションっていったって無理。

「創造性は脳の記憶の働きの一部にすぎない」


イノベーションを起こすには、膨大な蓄積があって始めて
新しい組み合わせができるのだ。って。

だから、若者は創造性に優れているって言われているけど、
蓄積の多い、人生経験の長い人の方が本来は創造性があってしかるべき。

「だから皆さん長生きしましょうね!」 (会場が笑)
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