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鯱のオスはどっち?

名古屋城

 先週も醤油巡りに愛知・岐阜・滋賀・奈良・和歌山・三重を駆け足で走り抜けていました。名古屋城に立ち寄って日陰のベンチからお城を眺めていると、ガイドの人が解説している声が聞こえてきたので聞き耳を立てていました。

 「屋根の上に鯱(しゃちほこ)があります。実は鯱にはオスとメスがあるのですが、左右どちらがオスでしょうか?」って、クイズをだしていました。

 正解は向かって右がオス。太陽は東から昇って西に沈むから、東側が上座というわけだ。お城は南に向かって建っているから向かって右が太陽の上る側でオスの位置になっている。そして、この並びはお雛様などの並び方にも当てはまるまるとのこと。

 ただ、結婚式とかの入場シーンではその逆。向かって左が新郎で右が新婦って具合。西洋文化の影響らしいけど・・・

東北での出会い1(八木澤商店)

八木澤商店

先週、醤油のメーカーを訪ねて、東北地方に車を走らせていました。
ちょうど桜前線を追い越すかたちで、桜が咲く寸前の北の国々を回っていました。

醤油を仲立ちに多くの出会いに恵まれ、本当にありがたく思っています。

岩手県の陸前高田市にある八木澤商店。
創業200年、醤油の大量生産が真っ盛りの時代に、
地元の原料で天然醸造の醤油を造り、
周囲から「何をバカなことやっているんだ!」と言われても、造り続けたそうです。

無農薬の原料が欲しいと農家に言うと、またも「何をバカな!」。
それならと、蔵の裏手で大豆造りを始める。

そして、今では地元の小学生がその畑に通ってくる光景が見られるのです。



そこで行われているのは、「生き方」の授業。
まず、子供達は草の虫をつぶすことからスタートするそうです。
自分達の食べているものはたくさんの犠牲の上に食卓に並んでいる。
だから、感謝をしなくてはいけない。

「いただきます」をいう理由を自ら実感するわけです。
「食育は栄養学ではないですからね!」の一言が印象的でした。

そしてこれらの体験を通して、
子供たちが地域の大人の働く背中を見る。

その視線や「かっこいい!」という子供の憧れが、
大人の頑張る原動力になって、
そして、いずれ子供達が成長して故郷に戻ってくる。

このサイクルが地域をつくっていくのだそうです。

石孫本店(秋田県)を「醸造蔵一覧」に追加

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石孫本店(秋田県)を「醸造蔵一覧」に追加しました。

伝統的製造手法をとことんまでに守り続けています。

追加されたページはこちら→石孫本店

佐々長醸造(岩手県)を「醤油蔵の一覧」に追加

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追加されたページはこちら→佐々長醸造

佐々長醸造(岩手県)訪問

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岩手県の佐々長醸造にお伺いさせていただきました。

「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」の一節で有名な

宮沢賢治の生誕の地である花巻市で醤油造り百年以上の老舗です。


岩手県産の原料に、地下150メートルからくみ上げた早池峰霊水(はやちねれいすい)

を使って仕込み、ベートーベンの田園が流れる環境で熟成させています。

近日、「醸造蔵一覧」に掲載予定です。

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