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大晦日は改修工事



大晦日は大掃除を兼ねて洗面所エリアを整理整頓しようということになり、どうせするなら全面的に変えてしまおうと思いカインズホームへ。自分の中では群馬のホームセンターといえばカインズホーム。行くのはもっぱら資材館なのですが、いつ行っても飽きないですね・・・

そこで、スライド式のマルノコ刃を買おうとしたのです。どうしようか迷いつつ、ちょっと高い刃にしたんですね。といっても3000円だったんですけど、2000円の刃にするか、買わずに今まで通りの刃を使うか・・・どの程度切れるようになるか未知数だったので躊躇していたわけです。

結果は大正解。
切れる感触と音が違う。そして、バリが出ずに綺麗に切断できる様は見事。おかげで気分良く改修作業も終了。

J-WAVE RENDEZ-VOUS



年末に六本木のJ-WAVEけやき坂スタジオへ。前々からブログにも書いているのですが、ラジオが大好きな私は群馬に帰ってきてはFMアンテナを立てたほど。最近はインターネットラジオ(radiko)にすっかりと移行したのですが、J-WAVEの時間帯によっては聞くことが出来ませんでした・・・

土日の全時間帯と平日14時からの「RENDEZ-VOUS」が聞けなかったのですが、12月からこの時間帯も聞くことができるようになったのです。ちょうど喜んでいたタイミングに、「RENDEZ-VOUS」から出演の依頼をいただき、余計に喜びつつ2010年最後の番組に登場させていただきました。



職人醤油の取り組みと醤油の使い方の話をさせていただいたのですが、いつもラジオから聞いているレイチェル・チャンさんの声が目の前から聞こえてくるのは不思議な感じ。

それにしてもレイチェルさん綺麗だったなぁ〜

J-WAVE RENDEZ-VOUS
http://www.j-wave.co.jp/original/rendezvous/

美味しいみかんに囲まれて



んっ?!スタッフの机の引き出しがこんなことに・・・!!!

いろいろな地域からみかんを送っていただき、さらには、自分自身が和歌山で買ってきたものもあって、さながらみかんの食べ比べ状態が続いています。ただ、どれも抜群に美味しくって、止まらないんですよねぇ〜。

HIKARI MISO(ひかり味噌)



こんなお届けものをいただきました。黒の光沢のある箱の中央には「HIKARI MISO」の金色の文字が・・・味噌。



ひかり味噌さんからのお味噌のセットです。今秋から企業のロゴマークや方向性を刷新されたそうで、その一環として有機原料を使った無添加の味噌もリニューアルとなったそうです。

それにしてもこのパッケージは印象的。

醤油でも有機原料をつかった銘柄はあるので同じような状況だろうと推測できるのですが、原料を生産できる地域が限らせているために調達が難しくコストも高い。しかも、原料の品質がびしっと安定しないことから加工する際に手間と技が必要なはずです。


「地域の味」にとって味噌も醤油も欠かせないものだと感じています。醤油よりも地域性が出やすいのが味噌だとも思いますが、先日、九州の蔵巡りをしていたときの味噌醤油の印象は「甘い」こと。現地の方の言葉にすると、「向こうの味噌醤油が辛い。」となるのですが、生まれ故郷の味からは懐かしさを感じ、旅行先の味からは文化の違いを感じるものなのでしょうね。

「醤油が嫌いな人はいますか?」と人前でお話をさせていただく際には伺っているのですが、当然、ほとんどいません・・・むしろ、今まで一人も出会っていません!味噌も同じように日本人に欠かせない存在。だからこそ、自分で選んだ美味しいものをいただくのが素敵だなって・・・今回の有機味噌をいただきながら考えていました。

ひかり味噌さんありがとうございました。美味しくいただきました!

ひかり味噌株式会社
http://www.hikarimiso.co.jp/

和歌山のカネイワ醤油本店



和歌山のカネイワ醤油本店さん。岩本専務とは2年前の醤油サミットで初めてお会いしていたのですが・・・ようやくお伺いさせていただきました。遅くなってしまい大変失礼いたしました・・・。

有田郡はみかんでも有名な地域。車ではしっているといたるところに直売所が・・・



桶で仕込まれている醤油たち。新しい試みとして和歌山県の鞆淵(ともぶち)という地域でつくられた黒大豆で仕込んだ醤油づくり。

商品になるのはもう少し先なのですが、途中段階で搾ってみるとびっくりするほど美味しかったそうです・・・少し諸味をなめさせていただくと・・・「これはすごいっすね〜!」と二人してハイテンション!来年が楽しみですね!



「本物の醤油づくり。」岩本さんからのお話で頻繁にでてくるキーワードです。「欲も出さず、手も抜かず、とことんシンプルに!醤油に魂をこめたいんや!」それが本物の醤油。

岩本専務ありがとうございました!

九州は熊本(宇城市)



熊本市からちょっと南下して、宇城市にある松合食品。松浦社長との九州で働いていた友人の紹介で東京で一度お会いさせていただいたことはあったのですが、工場を訪問させていただくのは今回がはじめて。

国産大豆、しかも熊本にある阿蘇高原で契約栽培されたもので、小麦も菊池地域の契約栽培。九州においては本醸造タイプの醤油をつくっている珍しい醤油屋さんです。



見晴らはこの通り。高台に建物がたっていることもあり、併設されている販売店は観光名所にもなっているとか。



松浦社長。ちなみに、松合食品の隣には東洋テクノというFRP(プラスチック)タンクをはじめとする醸造プラントを手掛ける会社があり、そこの社長も兼務しています。

長野県の大久保醸造の大久保さんから、「熊本に製造装置から手掛けている醤油屋がある。」と聞いていたのですが、それがこの松合食品というわけです。工場を見学させていただくと、「これもうちでつくったもの。」が連発!排水の浄化設備まで自前。最初から最後まで一貫して手掛けているってわけです。



前の工場長で現在は顧問の橋本さん。醤油づくりの現場のお話や昔話などを昼食をご一緒させていただきながら伺いました。こちらの地域ではカニのことを「ガネ」と呼びます。席に着くとすぐに教えてくれていたので、お店の方が、「ガネがね・・・」と言われても難なく会話をすることができました!



またまた移動して、みなと醤油さんへ。昨日の橋本醤油の橋本さんから「このあたりの甘い醤油の発祥だから・・・」とご紹介いただきました。



植田耕清社長。「地元の味を守ること」を大切にされている印象が話の端々からひしひしと。昔はリアカーで動ける範囲が商圏。その地域の気候や文化の積み重ねの中で地元の味がつくられてきたわけで、他の地域から発信された情報に左右されるのではなく、地元の声を聞くことが大切なのだと。

製造現場を見せていただいて驚いたのが、そのキレイさ。醤油と味噌の作業場と出荷待ちの商品などが、区画ごとに分けられていて、きれいに整頓されている。作業場を見るとつくり手の性格が分かるとはこのことかと。

九州は熊本(熊本市)



九州訪問予定の1週間くらい前、twitterでご連絡をいただいたのが浜田醤油の濱田康成社長。「九州に来る機会があれば・・・」に、「ちょうど来週伺う予定なんですよ・・・」の会話を経て実現したのが今回の訪問。



蔵の中は竹のワールド。NHKのプロフェッショナルに登場した隈研吾氏が手掛けたもの。ちょうどその放送を見ていたときに取り上げられていたのが浜田醤油で、とても印象に残ってたものを間近に見られてテンションが上がりました!

ちなみに内部はこんな感じ。
今は、さらに進化して商品販売コーナーに姿を変えています。
http://www.syoyu.com/home/restaurant/index.html



左から製造の責任者である濱田浩成さん/元アナウンサーで蔵や商品説明が上手すぎる濱田香織さん/そして、濱田康成社長。これからレストランの建設予定や醤油に関する新たな試みのお話を伺い、これまでとはちょっと違う切り口での醤油展開を試みる濱田社長。職人醤油とのコラボ企画も進行中!



移動して橋本醤油さんへ。たまごかけ専用醤油の発祥とされる橋本醤油さん。PTAの役員をされていて、「子供が朝ごはんを食べない」という現実が商品化のきっかけだったそうです。「親に朝ごはんの大切さを訴えるのは・・・やめたんだ!それより、子供に訴えようと。子供が食べたいって言い出すようになんとかできないか?」そんな想いが商品の根底に流れているのです。

このお話を伺う限りでもアツイ橋本さん。「すぐ近くだから!」と連れて行っていただいた渡辺醤油さんの渡邊さんと。(写真 左:渡邊さん/右:橋本さん)

石地温州みかん



広島県の岡本醤油さんからいただきました。大崎上島の石地温州みかん。とっても甘くて美味しい!岡本さんありがとうございます。

あれっ?!いろいろなキャラクターが・・・

九州は鹿児島(鹿児島市〜川内市)



鹿児島市の吉永醸造店さん。売上のほとんどがトラックでの配達によるものだそうです。本州の醤油屋さんに直販の売上比率を伺うと、「少ないよ!」というのが多いのですが、九州の醤油屋さんは直販率がとても高いのです。中でもトラックによる配達が多く、地元に密着の存在であるわけです。



吉永醸造店は醤油の量り売りをしています。とっても珍しいことなのですが、お店に入ると大きな甕が並んでいて、量り売りをしてくれるってわけです。



吉永広記さん。元々は銀行マンで、醤油づくりは奥深さとやりがいがあると言われていました。地元の学校給食として運ばれていくのを見ると励みになる!とのこと。



鹿児島は路面電車。車のすぐ横を電車が走っています。



レールのメンテナンスも日常風景みたい。



吉永さんに紹介していただき、新原味噌醤油工場さんへ。道の駅「遊湯館」の目の前にあります。前の工場が公共設備の建設に伴って移転せざるを得なくなり、この地に移ったそうです。そのため、工場の見学方法も工夫されており、階段をのぼった二階から全体を見渡せるようになっています。



新原健次社長が書かれたポップ。すごく達筆で銘柄ごとに文字のニュアンスが違うんです。新原さんの顔写真も撮らせていただいたのですが、何故かぶれてしまっていて綺麗に写っていませんでした・・・



出てきたら外は真っ暗。お店もすでに店じまいされた後でした・・・遅くまでお邪魔いたしました。

九州は宮崎(宮崎〜日南)



昨日伺った徳山みそ・しょうゆ醸造場さんのご紹介で宮崎市の長友味噌醤油醸造元を訪問。



塩見裕一郎さん。前職はシンガポールで銀行マンという経歴。奥様が長友味噌醤油醸造元の三姉妹の長女さんで、いずれは4代目を継ぐ予定だそうです。先日のシンガポールでの展示会が予想以上の好評ぶりで海外での日本食の注目度の高さに驚かれたそうです。



そのまま南下して日南市。宮崎県の中でも一番甘い醤油の地域と言われています。鹿児島よりも甘いとか・・・最初に訪れたのはエンマン醤油(竹井醸造)さん。竹井克己さんは九州では珍しく丸大豆での仕込みに挑戦中!



桶が並ぶのは阪本醸造さん。中には10年熟成させているものもあり・・・初めて10年ものの諸味を見せていただく。



阪本正興さん。



遠洋漁業の拠点でもある日南市。この船はカツオ漁に出て行くらしい。



南郷の道の駅。



ここの名物マグロのカレー。



マンゴーソフトクリーム。