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新聞チラシの印刷

先日、新聞販売店の佐藤さんと出会ったと書いたのですが、それをきっかけに折込のチラシをしてみることにしました。店舗の周辺のご家庭を中心に5000枚ほど。お中元に向けた内容なのですがどのような結果になることやら・・・

▼ 新聞チラシ(過去の記事)
http://www.mantaro.jp/?eid=1487067

その佐藤さんのお店に印刷機があるとことで5000枚を印刷。印刷機がある部屋はエアコンがなく結構な暑さ・・・立っているだけで汗が噴出してくるので相当な暑さかも・・・。その横の部屋は涼しく、紙をセットしてこの部屋に避難しての繰り返し。

インターネットって脅威なんですか?と伺うと、意外なことに、そうでもないですよ!とのこと。そもそも別物という認識で、即時性という意味ではインターネットに勝てるわけがない。ただ、新聞はコラムであったり論説であったり、もちろん記事も含めて様々な人の知識や意見が一枚の紙に集約されてるもの。

勧誘に行ったとして、「インターネットで十分ですから・・・」という人と、「新聞の購読料が・・・」という人がいたときに、両者の違いは大きい。後者はそもそも新聞を読みたい人なので購読の確率はある。新聞を読む習慣だったり、新聞そもののを好きな人が減っていることが脅威であって、インターネットよりも親子関係の方を心配しているとのこと。

昔であれば、新聞を読みなさい!と親に言われたもの。それがあるかないかが長い目でみるととっても重要。佐藤さんは最近、小学校への訪問が楽しいのだそうです。

一斗サイズのビン

一斗ビン

北陸で使われていたというビン。おそらく1斗(18リットル)が入る大きさだと思われます。もともとは、スタッフが「実家で昔使われていたものらしい・・・当時は竹で編んだカゴがついていて、これに醤油を入れてもらっていたとか・・・」と持ってきてくれたのですが、ここ群馬県のお客様でも、「あっ!これ懐かしい。何かを入れていたのよね。だけどすごく覚えている!」と言う方も。

厚みのあるガラス瓶で薄いブルーというか緑のような色味を帯びています。何かに使われていたということは確かで、その歴史を感じることができる概観。果たしてその真相は・・・

アルベロ マルシェ

群馬県高崎市にあるアルベロさんでのマルシェに出かけてきました。
アルベロさんとは「醤油のジェラートを作りたいのだけど、お薦めの醤油は?」というきっかけからのお付き合い。

▼ (過去のブログ記事):albero 果樹園農家の自家製ジェラート
http://www.mantaro.jp/?eid=1487021



屋外でのイベントだったのですが、他の出展者の方は手馴れたものでテント式の屋根みたいなものを持っていて設営しているのです。当然、当店はそのようなものを持っているはずもなく、お店の軒下をお借りしてセッティングスタート。



新潟県十日町から来られていた村山さん。
日常の中で使いやすいものをつくりたいという村山さんに、「使いやすい形って?」と伺うと、有名作家ものや人気のある器を購入して実際に使って、寸法を計って・・・そのデータの積み重ねの中から見えてくるものがあるとのこと。自分が心地よいと感じる寸法や重さ。または、使いにくいけどデザインに優れているものがあって、それはそれで好まれていたりもする。



どんなもの造りにも共通するとは思うのですが、作り手の意識というか、何を目指しているのかが明確なものは良いものなんだなぁということを改めて実感さえてくれたエピソードでした。そして、村山の作品の一つの特徴に器のわまりにくぼみをいれたデザインがあって、車のワイパーの芯をつかった道具でつけるそうですが、たくさんの数をこなしていたときに、ふと上手にできるタイミングがあるとのこと。

何が違うんですか?と伺うと、下の部分、上から削って下に抜けていくのですが、その最後の部分の形なんだそうです。ここが綺麗にできる。事務所で使う用の小さなコップを2つ購入させていただきました。

▼ 村山大介陶芸研究所
http://muradai.com/pc/



そして、「ジャムねこ。」さんご夫妻。有機レーズンからつくった自家製の酵母菌をつかったパンづくり。朝一番にこの車かっこいいですね!とご挨拶してから出店場所がちょうどお向かいさん同士だったので、ちょくちょくお話させていただいていました。車はダイハツ製とのこと。



このご夫婦の雰囲気いいんですよね〜。ほんとに。

▼ ジャムねこ。
http://jamneco.exblog.jp/



そのお隣に車で同じように出店されていたのが「cafe MAKAP」。
車のナンバーは札幌ナンバーで、大学卒業後そのまま北海道に。移動式の自家焙煎コーヒーカフェ。最近、群馬に帰ってきてスーパーまるおかさんなどの駐車場や今回のようなイベントに参加されているとのこと。



倉林範行さん。この車の改造は全てご自分でされたそうです。こーゆーのは個人的にも大好きなので車の中にも乗せていただいて隅々まで教えていただきました!

▼ cafe MAKAP
http://cafemakap.exblog.jp/



無肥料、無農薬での野菜づくりをされている本多 稔さん。出身は熊本県で奥様の故郷である群馬県で就農されたそうです。天麩羅にすると美味しいとのことでズッキーニをいただきました。無農薬でつくったものはえぐみが驚く程少ないそうです。



秘蔵の酵母

蔵酵母

この写真から取れるものは何だと思いますか?

福岡県で醤油造りの復活に挑戦している城さんから最新情報が到着して、この写真が入ってました。
そもそもこの写真は醤油蔵の内部のもので、ここから醤油造りに欠かせない微生物(酵母菌)が取れるのです。蔵付酵母とも言われたりして、それぞれの醤油屋さんで微妙に個性が違います。だから醤油の味に違いが出てきたりするのですが・・・

城さんの場合は、お祖父さんが醤油造りをしていて、その後しばらくの間は醤油の造りをしていなかったので、蔵も使われていませんでした。それでも柱に住み続けていた酵母菌を培養するプロジェクトがスタート。その過程を綴っています!是非ともご覧ください。

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045.秘蔵の酵母(2)
http://www.s-shoyu.com/jo/045.htm

学生パワーの取材



群馬県の学生さんたちがご来店。その目的はなんとラジオ取材。まえばしCITYエフエム「M wave」(84.5MHz)内に番組をもっているとのことで、そのロケに来ていただきました!

お越しいただいたのは、前橋工科大学と群馬医療福祉大学の学生さんで、群馬県内の大学の放送局が連携してラジオ番組「前橋塾」を企画制作しているのだそうです。ボク自身も10年前はこんな感じで色々な大学の仲間たちと合同学園祭つくりをしていたので、なんだか懐かしく、もう10年経つんだとか、若々しくて元気があって学生パワーっていいなとか・・・とにかく楽しい時間でした。

今朝方こんなメールをいただきました。
「7月5日の放送を、今までで一番良かった!と聴いてくださった方々に言って頂けるような回にしたいと思います!」放送は、7月5日(火)20:30〜の予定。楽しみ!

まえばしCITYエフエム「M wave」(84.5MHz)
http://www.maebashi.fm/

新聞チラシ

前橋ねっと

新聞販売店さんが独自に作っている新聞。新聞に広告と一緒に折り込まれるそうなのですが、ここの紙面に職人醤油を取り上げていただきました。もちろん、取り上げていただいたことはとても嬉しいのですが、それ以上に嬉しかったのが、この新聞をつくっていてASA前橋西部(新聞販売店)の店長さんである佐藤さんと出会えたこと。

佐藤さんと話していて新聞販売店さんに対する見方ががらっと変わったんです。

これまでの新聞販売店の方の印象といえば、正直あまり良いものではなかったんです。引越しをすると「新聞どうですか?」「○○のチケットつけるので購読を!」的なこちらの状況をかえりみないちょっと強引な営業営業的なイメージ。ところが、今回の掲載にあたっては、「代わりに購読を!」的な話はいっさいなく、「地域に方に情報を届けることが自分たちの仕事でありできること。だからこれを作っているんです・・・」という話。

しかも、配布いただいたその日にお客様にご来店いただき、「これ見てきたんですよ!」と。翌日にも「これ見て来ました。ついつい読んでしまうんですよね。これ!」といわれるので、「それを作っているのは店長さんで佐藤さんっていって・・・」とあれこれ佐藤さん談義。

そろそろお中元の季節。広告宣伝をあまりしない職人醤油ですが、新聞の折込チラシをしてみるものありかなぁ・・・とちょっと真剣に考えています。職人醤油的なチラシってどんなもんなんだろう・・・

ASA前橋西部
http://maebashi-seibu.asa-info.jp/

岡山県備前市のホルモンうどん

ホルモンうどん

岡山県備前市にある鷹取醤油さんを訪問。「昼食べに行くか?」とお連れいただいた先に待ち構えていたのが、「ホルモンうどん」。

備前市から少し北上した津山のホルモンうどんと語られることが多いそうですが、備前のホルモンうどんも地元の味として長年定着。甘辛味がホントに美味で、ご飯が進む進むといった感じ。

ホルモンうどん

ホルモンうどんは、各地のB級グルメの祭典であるB1グランプリで三位を獲得した実力者。もっと上手に写真を撮っておけば良かったのですが、こんな写真しかなくてホルモンうどんに申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・写真左上に見えるのが醤油ベースの甘辛ソースで、これをうどんにかけて食べるのですが、鷹取社長のお薦めは、このソースを少し残しておいてホルモンをつけて食べる!

納得の味です!次回の岡山訪問時は欠かせない存在になりました。

究極の利き醤油の会 vol.03

鰹節削りマシーン

東京カルチャーカルチャーで開催された「究極の利き醤油の会 vol.03」。
今回は「冷奴」にテーマを絞って、豆腐のプロである阿部栄さん、豆腐の造り手である小林大記さん(味華-あじのはな-)、鰹節問屋の田中祐司さんをお招きして開催しました。会場は満席となり醤油・豆腐・鰹節の基礎講座に続いて、各種の味比べ。

写真は鰹節削りマシーン。会場で鰹節を削り始めると良い香りに包み込まれて、お客さんの人だかり!三種類の鰹節を比べてみると大きな差。香りが秀でているのはやっぱり「本枯節」と実感。

▼ 本枯節
製造に半年かかるもの

▼ 油多節
油分が多く魚臭さが残るもの

▼ 本荒節
スーパーなどに陳列されている。製造に3週間程度しかからないもの


豆腐はこの三種類。

▼ にがり絹こし
染野屋(茨城)
http://www.somenoya.com/
国産大豆と国産にがりのみの豆腐煮沸殺菌で日持ちが長い
参考価格210円

▼ 昔ながらの豆腐
豆粋富田商店(愛知)
輸入大豆と澄まし粉町の豆腐屋が昔ながらの製法で手づくりでつくった豆腐
参考価格200円

▼ 地豆腐 尾瀬っ子(寄せ豆腐)
京の地豆腐久在屋(京都)
http://www.kyuzaya.jp/
標高1000メートル。無農薬(有機栽培)で育てられた群馬県片品村尾瀬産「大白大豆」を100%使用。期間限定寄せ豆腐(おぼろ豆腐)。
参考価格525円


豆腐を比べるポイントは、大豆が「国産or輸入」か?凝固材が「にがりorすまし粉」か?
比べてみると、やはり違いますねぇ〜。久在屋さんのは抜群に美味しかった!ここまで美味しいと、醤油もなにもいらないほど。そのままで十分美味しい。

醤油をあわせるとすると、淡口醤油が好評でした。醤油の中でも塩分濃度が一番たかい醤油で色が淡いもの。豆腐の味がしっかりしている分、逆にしょっぱさを感じなくて甘みが強調されるような印象。逆に、スーパーなどで売っている豆腐には再仕込み醤油が好評でした。一般的に使われている濃口醤油よりも濃厚な醤油。

つまり、豆腐に大豆のパワーが溢れているもの→淡口醤油
あっさりしたタイプの豆腐→再仕込み醤油

有田屋さんで醤油セミナー

有田屋

6月3日から群馬県安中市の有田屋さんで開催された「有田屋Official Shop 2周年記念チャリティーイベント」。その初日に醤油セミナーを担当させていただきました。当初は蔵の中に机を運んで開催する予定だったのですが、想定より多くご参加いただいたことで、急遽外に机を並べての開催。

初めての野外イベントとなったわけですが、醤油ビンに目隠しをした状態で味くらべをしていただき、一方で、原料などが表示されているラベル部分のコピーを用意して、どの醤油がどのラベルのものかを推理していただきました。


▼ 醤油推理
一班:A:再/B:甘/C:淡/D:濃/E:溜/
二班:A:溜/B:甘/C:淡/D:再/E:濃/
三班:A:濃/B:甘/C:淡/D:再/E:溜/
四班:A:再/B:甘/C:淡/D:濃/E:溜/
-----------------------------------------------
正解:A:濃/B:甘/C:淡/D:再/E:溜/


甘口と淡口は分かりやすいようですが、それ以外はなかなか難しかったようですね!
そして、醤油をそのままで味比べしていただいて、好きなものに「○」、嫌いなものに「×」をつけていただきます。つづいて、豆腐の場合と卵かけご飯の場合で同様に○×をつけていただくと、ほぼ100%の確率で素材ごとに○×をつける醤油の種類が変わってきます。


▼ 第一印象
濃 ○:6 ×:1/甘 ○:7 ×:7/淡 ○:3 ×:3/再 ○:1 ×:1/溜 ○:3 ×:8/

▼ 豆腐
濃 ○:5 ×:0/甘 ○:3 ×:9/淡 ○:1 ×:6/再 ○:8 ×:3/溜 ○:5 ×:2/

▼ 卵かけご飯
濃 ○:2 ×:5/甘 ○:9 ×:4/淡 ○:1 ×:8/再 ○:5 ×:0/溜 ○:4 ×:1/


* 濃:濃口醤油/甘:甘口醤油/淡:淡口(うすくち)醤油/再:再仕込み醤油/溜:溜(たまり)醤油


第一印象(醤油そのまま)だと濃口醤油が人気。甘口醤油は○×が均衡。
豆腐になると、再仕込み醤油がぐぐっと存在感を高め、甘口醤油は不人気に。
卵かけごはんになると、甘口醤油がまた人気に!

木熟無農薬甘夏みかん

甘夏みかん

先週末から関西出張をしていました。「九州のお醤油屋さんからお届けものが・・・」と連絡が入り、中を確認してもらうと、なんと・・・

甘夏みかん

甘夏。しかも葉っぱ付。
松合食品さんは地元の生産者グループと協力して、有機無農薬農法でつくられた原料を使って味噌・醤油づくりをされています。その醤油、味噌生産から副生する醤油粕、糠、大豆煮汁などで堆肥をつくって、それらを活用した100%リサイクル農園でつくられたのが、この甘夏みかんとのことです!

甘夏みかん

一般的は1月頃に収穫して貯蔵庫で保管しつつ、適時出荷する場合が多いそうですが、この甘夏は収穫直前まで木になっているそうです。「器量が悪いですが・・・」とお手紙が添えられていましたが、いやいやとんでもない!みずみずしくって、力強い味の甘夏を美味しくいただきました!

松浦社長 ありがとうございました!

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松合食品
http://www.matsuai.co.jp/