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片上醤油さんから桶のお土産

四斗樽

奈良県の片上醤油さんを訪問。ふと、「余っている桶ってありますか?」って伺うと、「あぁ、薪にしようかと思っていたののが・・・」とのことで、「えぇ〜!!!そんなもったいない。それならください!」ということで・・・


四斗樽

「何年前かな、十年以上前は確実なんだけど、地元の病院向けに納めるときに使っていた桶だと思うんだよね・・・」というような話をしながら、ものすごい炎天下の中、綺麗に洗っていただきました。


四斗樽

いつも蔵巡りをするときは、ダイハツのデッキバンという車に乗っていて、4人乗りの軽トラのような形なのですが、小さいながら荷台がついているのです。そこに無理やり押し込んで4本は問題なく収まるのですが、5本目を乗せるか乗せないかで、片上さんと奥様が議論。


「私はやめた方がいいと思うわよ。これから群馬県まで帰るのよ!」
「いやいや、こう固定すれば大丈夫!せっかくなんだから!」
「高速道路で落ちたらどうするのよ。」
「まぁ、任せとき。そうだそうだ、こう固定すれば大丈夫!」


というように、お二人とも汗だくになりながら、がっちりと固定していただきました。実際には、写真の状態から、ロープでがんじがらめになって、群馬県まで帰ってきました。今の時期は夏休みということもあって高速道路のサービスエリアは家族連れで盛況。当然、この桶たちは格好の注目の的でした!

免許の更新

免許の更新へ。初のゴールド免許。講習時間30分で次回更新が5年後というのはありがたい限り。その短い講習時間でこんな話をされていました。

群馬県の免許保有率。
69.3% 1.4人に1人が保有(全国第1位)
ちなみに、昭和44年からずっと1位を快走しているそうです。

自動車保有台数は173万台で一世帯あたり2.3台。
一位は愛知県の495万台。
意外だったのは東京で、乗用車に限ってみても311万台。
http://www.airia.or.jp/number/pdf/01_2.pdf

頑張っぺ!カズキ!との出会い



長野県の駒ヶ根インターチェンジ。群馬県から関西方面に抜ける時に、長野自動車道の更埴JCTから東名自動車道の小牧JCTまでひたすら南下するのですが、その中間地点の目安にしているのが駒ヶ根ICだったり駒ケ岳SAだったりするのです。そして、今回初めてその駒ヶ根ICで降りる機会があったのです!

その目的は塙和貴氏に会うため。

以前からメールでのやりとりはしていたのですが、お会いするのは今回が初めてで年齢も同世代。福島県から蕎麦の道を極めるために長野に移住して修行を重ね、来年の蕎麦屋開業するために準備を進めているというあつ〜い方です。

岐阜県から群馬県に帰る途中に立ち寄ったので、駒ヶ根IC着は夜の9時。そこからファミレスにて自己紹介から、あれこれ話していたら11時をゆうにまわっていて、そろそろ帰りますわって帰路に着きました。

本当にアツイ男で、以下のブログにも表れていると思います。
塙さんの蕎麦屋開業の暁には駆けつけますね〜!ありがとうございました。


▼ 塙さんのブログ(頑張っぺ!カズキ!〜そば屋開業の道のり〜)
http://ichigoichienococoro.naganoblog.jp/e800561.html

上芝さんの桶特別授業

林直也くん

昨日、大先輩の紹介で同志社大学の林直也クンがご来店。ご実家が群馬県で帰省中に立ち寄ってくれたのですが、「明日、ヒマ?」と聞くと「はい!」ということだったので半ば強引に連れまわしてしまいました。

実は、大阪の桶職人の上芝さんと岡直三郎商店さんに行く約束をしていたので、一緒に行こうよと、初の醤油蔵体験をしていただいちゃいました!

上芝さん

上芝さんは桶を見るなり高さを測定、桶の底と全体の状態を確認して容量と年代を推測。「これは70年から100年前だろうね。ここの列は桶表面の模様が同じだから同時期に作られたものだろう・・・」などなど。

そんな傍ら、桶に関するいろは講座がスタート。桶の周囲を巻いている「たが」は8本あるのですが、ゆるんでいても良いものとダメなものがあるとのこと。つまり、それぞれに役割があるってことで、「これとこれで底板を押さえているわけよ。」「これは桶を転がすときに必要な輪。ひとまわり大きくなっているでしょ?!だから、これがゆるんでいても桶の耐久性には大丈夫ってわけ。」「これはあったりなかったりするもので、こいつのサポート役ってわけだね。」などなど、現場での上芝さんの特別授業はとても勉強になります。

その「たが」には比較的長い竹が使われていたので、「この近辺の竹は良質なものが取れたのだろうね。」とのこと。竹は一気に伸びていって、伸びきったところで徐々に太くなっていく。この時に、木材でいう間伐を上手にしている土地だと、太陽光が地面にまで届くので良質な竹になるそうです。「桐生のあたりの竹ではないでしょうかね。」と金子工場長。

上芝さん

榊山建築設計事務所の榊山さんと上芝さんとは20年来の付き合いだそうで、人間の五感や深層心理に訴えるデザインをするんだよなぁ〜と上芝さん。榊山さんのホームページにある「犬小屋から都市計画まで」というフレーズもとってもユニーク。お二人でわざわざ前橋の店舗にもお寄りいただき、大阪に向けて車で出発されていきました。きっとお盆の渋滞でロングドライブになるんだろうなぁ・・・

何とも学びに満ちた一日でした!上芝さん、榊山さん、林くん ありがとうございました!

醤油の量り売りにつかっていた容器

醤油かめ

なんて名称なのでしょうか?昔に醤油の量り売りをしていたときに使っていたという容器。「かめ」とも違う気がするし・・・

もってきてくれたのは、地元で幼稚園からの付き合いでもある野上和彦氏。ご実家が昔々にご商売をされていたそうで、醤油の量り売りもしていたそうなのです。「こういうのがいくつか転がっていてさ・・・」ということだったので、是非譲って!で今日に至るというわけです。

持ち上げてみるとなかなかの重量。個人的には心地よい重さ感なのですが、中に液体を入れて輸送することを考えると重すぎるかも!他の素材に取って代わられるのは宿命なのかもしれませんね。

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