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梅田のバナナ

Deli-J

群馬の新聞といえば上毛新聞。その上毛新聞が発行しているフリーペーパーに取材していただきました。「おいしいこだわり専門店」という群馬県内の専門店特集。バナナ(梅田のバナナ)、チーズ(フロマージェリーモンテドラーゴ)、昆布(関根昆布)、酢(オークスハート)、そして醤油。こうやって眺めると群馬も色々とある。学生時代に京都にいたときにお寺に行かなかったことと同じように、近くにあるとなかなか行かないもの。梅田のバナナもそう。

正確には、少し前に友人が前橋に遊びに来てくれたタイミングで行ったのですが、そんな日に限って定休日。静まり返ったお店を前に少しだけ立ちつくして、それ以来になってしまっていました・・・紙面を見ると青いバナナをフィリピンから輸入して室で自家熟成させているとか。そして、食べごろのバナナだけを店頭に並べるとのこと。バナナ一筋86年。これが本物の甘さと言われては・・・あぁ、すごいなぁ、これは行こう!

梅田のバナナ
http://umeda-banana.com/

ラルジュールにやっと行けた!

ラルジュール

2週間ほど前に書いた中学校の友人ご夫婦がオープンされた洋菓子店。ガラスで仕切られたお店の奥、ケーキ作り真っ最中のご主人が気づいてくれてアイコンタクト。綺麗な店内はお客さんで賑わっていました。友人が同じ地元で商売を始めていくのは嬉しい。県外から遊びに来てくれる方にどんどん紹介していきたいワクワク感。

ショーケースにはたくさんの綺麗なケーキ。そして、イートインスペース。それならば、プリン好きな自分としては店内でプリンをいただいて、ケーキをお土産にする作戦に・・・そうそう、先日Facebookでも紹介していたら、「早速行ってきたよぉ〜!」なんて連絡をいただいたりと嬉しい限り。その方曰く、「シュークリームがすっかりお気に入り☆」とのこと。持ち帰ってきたものにシュークリームもあったので早速いただいてみることにします。

Patisserie Rarejour(パティスリーラルジュール)
http://www.gunlabo.net/shop/shop.shtml?s=3222
〒3710831 群馬県前橋市前橋市小相木町554-1
027-289-9375

アンケートハガキ

ご意見

商品に同梱させていただいているハガキ。「醤油の美味しい出来事を教えてください。」と題して、この醤油をこんな料理につかったら美味しかった。こんな出来事があった。職人醤油に対するご意見なども含めて何でもご自由にお書きください!というもの。中にはこんな素敵なイラスト付きでお送りいただくこともあります。郵便屋さんから手渡された瞬間に「おぉ〜!」となるくらいに衝撃的でした。

○○の醤油をつかった□□のレシピといったように、丁寧に調理手順を記載いただく場合もあり、もっともっといただいたご意見をホームページに反映させていきたいと、ページのレイアウトやどこに掲載するかに頭を悩ませる一日。そして、はやり手書きっていいな。パソコンモニタの文字に変換すると伝わりきらない部分がある。それをどうしようかなとさらに頭を悩ませる・・・それにしてもイラスト上手に書きたい!

豆ぽち堂のサイトが進化している

豆ぽち堂

店のレジの横に並べさせていただいている「ぽち袋」。幼稚園の時からの同級生、竹内雅人くんと奥様の裕美子さんが手掛けています。デザインして印刷して切って貼ってと全てこのご夫婦の手づくり。お札を4つ折りするとキレイに入る大きさで、このこじんまり感がかわいいと好評です。そして、豆ぽち堂のホームページが徐々に進化しています。雅人くんのてづくりサイトでそれぞれの模様ごとに写真も豊富。かなりすごい。

豆ぽち堂の特徴として、それぞれの模様に由来が解説されています。袋一つ一つに小さなメモ書きが入っていて、例えば、鯛が描かれているぽち袋にはこんな解説が・・・【えびたい】海老で鯛を釣る。少しの事柄や努力で大きな事や利益を得ることの例え。よく見慣れた昔の和風な模様が描かれたものには・・・【麻の葉】形が麻の葉に似ていることで名づけられた。麻の木がすくすく育つことから、子の成長を願って用いられます。

豆ぽち堂
http://www.mamepochido.com/

店先に下仁田葱

下仁田葱と醤油

先日の小金沢さんのところでの大名焼き。その際に仕入れさせていただいた下仁田葱を店の外にセッティング。群馬が誇る下仁田葱。ただ、知ってはいても使ったことのない人も多いわけで、1本単位で買っていただけるようにこんな感じに。この葱を見た人の感想は「太い!」となるのですがそれもそのはず。醤油も一言に醤油といっても様々なものがあることは日々実感していますが、下仁田葱もいろいろあります。

小金沢さんの葱の特徴は、春と夏に植え替えをしていること。掘り起こして根を短く切る。すると根を張る方に頑張るので根が充実する。ストレスを与えることで中身の詰まった硬くて重い葱になるというわけ。スタッフの一人が、「うちのおばあちゃんが美味しいって言ってましたよ!」と。普段は何を食べても美味しいとはいわないおばあちゃんのその一言に、驚きつつ嬉しかったのだとか。その話を聞いて当然嬉しくなるし、さすが小金沢さんだと思うわけです。

ヤマロク醤油の社員研修

ヤマロク醤油

職人醤油は小豆島の蔵元であるヤマロク醤油さんから、醤油を仕入れさせていただいていますが、ヤマロク醤油さんにも定期的にお買い上げいただいています。桶の底板でつくられた円形テーブルに醤油がずらっと並び、それぞれが小皿に注がれた光景は圧巻。「社員研修の一環です!」と山本さん。他社の醤油と自社の醤油を定点観測。「味が変わったなぁ〜!」「これが原因じゃないかな?!」など話し合われているのだと思います。

醤油はいつも同じ味のように思いますが、原料となる大豆・小麦の出来は毎年変わるし、天然醸造という自然環境で育てていくと年間の気温が違うのは当たり前。発酵の仕方も変わってきます。それらをどのタイミングで搾って、どのように火入れするかでも変わってきます。様々な要因のバランスを見ながらできるだけ均一な品質に保つ。そして、よりよい品質を目指す。その感覚を研ぎ澄ますための山本さんの定例行事なのだと思います。

ヤマロク醤油のfacebook
https://www.facebook.com/yamaroku

下仁田ファーム 小金沢さん その3

下仁田ファーム

畑の土は柔らかかったです。雪の上に乗った時のように足の跡がついて、少し沈み込むような感覚。よい作物ができるよい土って、こんな感じなんだろうなと思わせてくれる。その上を走り回る経験って、うちの子供にとっては初めてだったと思うし、幼稚園の園庭の土とは違った感覚だったはず。思ったより早く走れないけど、ふわふわしてる感じ。そして、転んでも痛くない。そんなこともあってか終始ひたすらに走り回っていた子供たち。

帰りがけに出荷場にお邪魔させていただくと、収穫された葱と箱詰めされたものが山積みに。「さっき畑で抜いたネギが、ここで箱に詰められて八百屋さんやスーパーに行って、おうちに届くんだよ。」分かったのか分からないのか、どちらかというと興味がない感じで相変わらず走り回っていましたが・・・普段、家族で出かけることがほとんどないのですが、このような機会は本当にありがたかったです。小金沢さんありがとうございました。

下仁田ファーム 小金沢農園
http://www.shimonitafarm.com/

下仁田ファーム 小金沢さん その2

大名焼き

火おこし。「小さな枝がその先に転がっているから・・・」ここでも子供たちが大活躍、全力ダッシュで拾いに行ってきたかと思えば、2往復目、3往復目・・・またまたエンドレス。勢い盛んに燃えている火の中に放り投げるのが楽しかったみたいです。そして大名焼き。火の中に下仁田葱を並べます。アルミホイルなどで巻かずにそのまま。外側が焦げて黒くなるのを見守って、その部分を剥いでいくと・・・まっ白なネギが姿をあらわします。

「手で触って柔らかくなったら大丈夫!」と小金沢さん。生だとすごーく苦い下仁田葱ですが、熱が加わるとびっくりするくらいに甘くなります。そのまま食べても美味しいのですが、醤油も試そうと淡口、濃口、溜を用意。豆味噌も美味しいという情報を得たのでそれも添えて。味噌も含めてどれも美味しいのですが、ネギの甘味を味わいつつたくさん食べるなら淡口かなと小金沢さんとも意見が一致しました。贅沢すぎる葱の食べ方です。

下仁田ファーム 小金沢さん

大名焼き

「下仁田葱を買いに行っていいですか?子供も連れて・・・」と電話すると「じゃあ、大名焼きしようよ!」と、日曜日にも関わらず迎え入れてくださったのは下仁田ファームの小金沢さん。ずうずうしくも10名以上で押しかけてしまいました。「じゃあ、まずはネギを抜いてもらおうかな!」とミニ授業がスタートすると子供たちは大興奮。スコップのような道具で土を掘り返してからネギを抜く作業。霜柱が残っている土は冷たく硬いのですが・・・

大人がスコップを支えて、子供が全体重かけて飛び乗ると少し土に刺さる。さらにジャンプするともう少し刺さって、「じゃあ、ここからテコの原理だ!」とまたまた全体重をかけて後ろに倒れこむと土がぼこっと掘り起こされる。これに味をしめた子供たちは順番待ちをしながらひたすら葱を収穫していました。その後は大人のでる幕はなくて、わーわー騒ぎながらの子供たち。それを横目に大名焼きの準備が始まっていきました。

桶の修繕 その2

桶の修繕

写真は取り替えるために外したワイヤー。醤油は塩分を含んでいるので鉄が錆びてしまいます。竹の箍であれば数十年はもつそうですが、鉄だとそこまで長い年月は難しいようです。それでも少しでも長く使えるように、「亜鉛にドブヅケしたものを使うのさ!」と上芝さん。つまり、亜鉛でメッキして防錆処理したもの。一方、ステンレスなどの金属も醤油桶には不向きだそうで、鉄・クロム・ニッケルの合金なのでポッキリ折れてしまうそうです。

そして、新しいワイヤーを取り付けてボルトで締めていく。新桶をつくった時の経験からどんどん締めていけばいいものかと思ったら、そうではないそうです。竹の箍もあって、不足している部分をワイヤーで補うわけです。ワイヤーを締めすぎることで、「竹箍が利いていない状態」をつくってはいけない。残っている竹箍はしっかり活かしつつワイヤーで補強をしてあげる。そのバランスが重要ってわけです。