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群馬ベンチャーサミット(1)



群馬ベンチャーサミットはグリーンリーフの澤浦さんの講演と、友人が参加する起業家ピッチと盛りだくさん。澤浦さんは経営理念、これまでの取り組み、先輩経営者から教わったこと等。理念「感動農業/人づくり土づくり」、ビジョン「大家族経営」すごく分かりやすいなぁ。印象に残った事→人は成功事例を学ぼうとするけど、表面的なものを真似しても、その先人には勝てない。目に見えない部分が大切。真似るべきはその人の考え方。

トーマツ ベンチャーサミット(2)カクヤスの佐藤社長

1990年代の後半からお酒の売り上げがピークから減少に転じてきた。これまではメーカーからの販売奨励金で低価格販売が出来ていたけど、そこを当てにしていては先細りになる。かといって、商品は全国共通。このビールは他の店のものより美味しいですよとはいえない。ではどうするか?届け方を変えるしかない。ビール一本から2時間でどこにでもお届けします。という構想。店から半径1.4キロの円を書くと130店あれば都内をカバーできる。

この構想を一気に進めた。「この構想が実演すればすごいことになりますよ!」と銀行にも話していたそうです。ただ、100店舗に達しても70店は赤字状態。低価格を売りにするのは分かりやすいので認知も早い。これまでは6ヵ月で黒字化していたけど、配達という付加価値型はゆっくりにしか知られない。それでも計画を推し進める。個人向けに注力していたけど、「飲食店などの業務向けしないんですか?」スタッフの一言に、なんでしなかったんだろう・・・そこが大当たり。で、業績の急拡大につながっていく。

トーマツ ベンチャーサミット(1)カクヤスの佐藤社長

昔、何かのテレビか記事でカクヤスの佐藤社長の話を伺ったことがありました。組織が大きくなっていく中で、次第に学歴もあって頭のよいスタッフが入社してくるようになる。そんな時は、「今までいたスタッフを尊敬してください」そう伝えていた・・・というニュアンスだったと思います。新たに入ってくる頭のいいスタッフからすると、文句をつけたい部分もあるかもしれない。でも、今まで会社を支えてきたのは、今までのスタッフなのだから。

この話が強烈に頭に残っていて、ベンチャーサミットのご案内をいただいて佐藤社長の名前が目に入る否や参加させていただくことにしました。やはりすごかった。愉快なトークの中のこんなフレーズが印象的でした。お客様の要望に応えたいと思おう!・・・今は無理かもしれない。でも、いつかは出来るようにまずは考えてみよう。そうスタッフにも伝えているそうです。7億円から1000億円の会社に育った理由をそう答えていました。
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