第5回 全国醤油サミットin銚子

第5回醤油サミット

第5回 全国醤油サミットin銚子に行ってきました。基調講演で料理家の森野熊八さんが登壇して醤油と日本食について話をされていたのですが、会場巻き込んでの進行で面白かったです。「日本料理で思いつくもの何ですか?」・・・寿司、てんぷら、煮物、などなど。「昨日食べたものは何ですか?」・・・ハンバーグ、パスタ、餃子、タイ料理、などなど。世界中の食べ物が食卓に並ぶのが日本の特徴。決して日本料理だけを食べているわけではない。また、和風ハンバーグなどアレンジも上手で、そこに欠かせないのが「醤油」。

醤油は徹底的にウマイ。醤油が生まれてしまったために日本料理の発展が止まってしまったともいわれている・・・とも。鮎に蓼酢(たです)とかてんぷらに塩とかいわれるけど、たまに食べるから美味しいわけでベースになっているのは醤油の味。刺身と日本酒は合うと言われるけど、日本酒飲んで刺身だけ食べても美味しくない。醤油があるから美味しくなる。同じようにカツオ節だけ食べても美味しくない。醤油の塩味が絶対的に必要なんだと。

ビューティーフードアカデミー 群馬生産者ツアー

岡直三郎商店

ビューティーフードアカデミーの受講生の方々の群馬県の生産者ツアー。みどり市の岡直三郎商店さんの醤油蔵見学に同行させていただきました。醤油を仕込んでいる桶や醤油を搾っている様子に驚き、金子工場長の話に大きく頷き、搾りたての醤油に美味しいと歓声があがり・・・。

みなさん醤油造りの現場は初めてという方ばかり。だけど、これが当たり前だと思います。造り手側としても工場見学に積極的なメーカーさんはまだまだ少数だと思いますし、そもそも見学の受け入れって少人数で製造している蔵にとっては負担がとても大きいものです。

醤油の蔵に入ると、独特の香りが漂っています。しばらくすると慣れてしまうのですが、車の中にも体に纏った香りを持ち込んでいるのだと思います。翌日乗り込むとほのかに香りがするんです。単なる香りだけなのか、醤油を醸している微生物も一緒に乗り込んでいるのか定かではないのですが、その数日は心なしか体の調子が良いように感じるのです。本当に気分だけかもしれないのですが、そんな風にも感じたくなってしまうんですよね。

▼ 岡直三郎商店 (工場見学できますよ〜)
http://nihonichi-shoyu.shop-pro.jp/?tid=2&mode=f2#kengaku

タイヘイの高原さん



千葉県のタイヘイの高原さんが群馬出張の合間に立ち寄ってくれました。

タイヘイさんといえば60石桶が100本以上並んでいるのですが、この60石というのがなかなかの大きさで、桶の大きさとしても最大級といえると思います。一般的な桶の大きさとしては20石や30石を頻繁に目にするのですが、60石ものは関東の一部の地域にしかなかったといわれています。他の地域で目にした時も、経緯を伺うと関東から譲り受けたという場合がほとんどです。(ちなみに石は量の単位で1石=180リットル)

その桶で仕込んで年一回だけ搾る「平左衛門」という醤油があるのですが、某有名百貨店の御歳暮カタログの一面掲載が決定したと喜ぶ高原さん。今年も11月に搾られるそうなので、きっと年末の高原さんは相当忙しくなるんだろうな・・・。

▼ タイヘイ
http://www.s-shoyu.com/taihei/index.html

日本人が食していたもの

昔のメモが出てきました。醸造に関わっている人なら誰もがご存知の発酵のスペシャリストで食の冒険家「小泉武夫先生」の講演会の時のもの。
--------------------------------------------
▼ 日本人が食していたものは大きく六分類

  1 イモ類
  2 菜っ葉 白菜など
  3 青果 野菜・果物など
  4 豆
  5 魚
  6 海草

ちなみに栄養成分であるたんぱく質は大豆からの摂取しており、牛肉に18%含まれるのに対して同じ水分量で比較すると16%にもなり、畑の牛肉といわれる由縁。
--------------------------------------------
言われれば当たり前ですが、昔は肉をあまり食べていなかったんですよね・・・。
ふと、昨日の妻との話を思い出しました。今年から幼稚園の年少さんになった我が家の娘。週に一回お弁当の日があって、この日は私も同じ内容になります。ご飯の部分は海苔を使ってパンダ仕様、流行りのキャラ弁仕様になっているのですが、おかずの方は煮物だったりほうれん草だったりとちょっと地味。「子供のお弁当って唐揚げとかが定番じゃないの?」「そういわれれば、そうねぇ。だけど、こっちの方が好きみたいよ。」と、3歳半の娘は昔ながらの日本人らしいです。

ちなみに、こんなメモ書きもありました。
--------------------------------------------
この50年で日本人の摂取量の変化。

  油 4倍
  肉 3倍
  ミネラル 1/4
--------------------------------------------

上下に長く展示(mano mano 08)

manomano

群馬県のグリーンドーム前橋で開催された「mano mano」に参加。いつも多くの方にご来場いただき驚くばかりなのですが、出店者同士も仲良くなれて、それも楽しみだったりします。

出店者の顔ぶれは毎回少しづつ違うのですが、イベント終盤に向けて少しづつ造られる雰囲気がなんともいえないなぁと感じています。ベースにあるのは、皆が懸命にモノづくりに励む「いい人」たちなんだと思います。だけど、単なる「いい人」たちだけでは、あの一体感にはならないはずで、+αの何かがあるのだと思うのです。

各人に割与えられるのは180cmの長机のスペース。それぞれがオリジナリティを出しているのですが、イベント参加の経験値の多い方はやはり上手。机も使わずに完全オリジナルの空間を作られていたりと・・・。自分たちの課題はここで、どのように商品を展示すべきかを毎回少しづつ修正してきています。

最初の頃は単純に机の上に商品を並べていただけなのですが、展示できる商品の数も限られるし、何よりごちゃごちゃしていて見にくかったりして・・・何度か経験していく中で今回はこのような形にしてみました。階段上の台をつくって、机の下の部分にも商品を並べて上下に長く展示。しゃがんで見ていただくことを前提にしてみるとなかなか良い形になりました。次回は、もっと上下に長く展開する方法を考えるつもりです。

--
▼ mano mano 公式ブログはこちら
http://ameblo.jp/manomano-p/

2012年9月1(土)13時〜20時 / 2日(日)11時〜17時
グリーンドーム前橋1F会議室
(〒371-0035 群馬県前橋市岩神町1-2-1  027-235-2000)

最上級は難しい。

お客様から「最上級の醤油は?」という問合せをいただき、ふと最上級とは?と考えだしてしまう。

価格の高い醤油が美味しそうに見える。これって大いにあると思います。自分自身もそうでした。醤油業界の右も左も分からない時期は高く売られている醤油ほどスゴイはず!って感じていました。ただ、価格を高くするだけなら結構簡単で、原料が高価で仕込みも手間暇かけてとストーリーを語ることでその価格を納得させることも、上手な人ならできると思います。(高い醤油が悪い醤油という意味ではなく、それだけの価値が十分にある醤油もたくさんあると思います。)

たけど、自分自身が魅力を感じる造り手は分相応を定めているというか、「醤油には醤油の分がある」という人。中には、しょせん醤油だし・・・と必要以上に卑下する人もいますが、そうではなくて、醤油は日常使いの調味料だから、日々の生活に負担なく買えるものでなくてはいけない。そう決めて、その範囲の中で出来うる限りの造りの追求をしている人。

最上級の定義って難しい。

テマヒマ展

21_21

六本木のミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHT。

「東北の食と住 テマヒマ展」が開催されています。といっても会期終了まで1週間切っています。秋田県の石孫本店さんの味噌たまりが、和菓子の老舗とらやさんとコラボしているなどで、絶対に行きたかった企画。ぎりぎりに滑り込めました。三宅一生さん、佐藤卓さん、深澤直人さんなどのディレクター陣が関わっているだけあって素敵な空間でした。

映像展示とモノの展示の大きく2構成になっていて、最初の映像部分で最初に目にしたのが「りんごを収める木箱」の制作現場。人の声は一言も収録されておらず、冬の湯気のたつ工場の中で釘を叩く音が響きわたって、編集された音楽との共演に文字とおり釘付けになりました。そんな映像がつづくところからスタートしていきます。

東北の自然環境があって、そこに人いて、モノづくりがある。そんな当たり前のことをリアルに素敵すぎる演出で紹介していて、伝統産業とか地域産業の分野に飛び込んできた自分は、やっぱり間違ってなかったんだというか、ますますやりたいことのイメージが膨らんできたというか、とにかく気づいたら1時間30分居座っていました。

来週の日曜日までですが、よろしければぜひ!

http://www.2121designsight.jp/program/temahima/

群馬の距離感とチケットショップ

月に1〜2回程度なんですけど、群馬から東京にでます。
家を出てから目的地までだいたい2〜3時間。朝に出て深夜に帰ってくるパターンが多く、宿泊する程ではないちょうど良い距離感なのです。

東京で仕事をされている方に、思いのほか気軽にご来店いただきます。「ちょっと距離ありますよ!」「いやいや、大丈夫ですよ。」というやり取りを経てお会いした方とは、良い関係が続いていますが、電話やメールだけからスタートした場合は、あまり長いお付き合いになっていなく・・・群馬の距離感にかなり感謝しています。

そんな東京行き。近所のショッピングセンターのチケットショップで切符を買うのですが、気づけばお店のお姉さんと顔馴染みに。先日も、先客の方があれこれ悩んでいるところ、彼女がボクのことをちらっと見るやいなや「これでしょ?」とジェスチャー。すっと東京往復を差し出してくれたのです。

ちょうど今日も東京に行くために立ち寄る予定。

好奇心は忘れちゃいけない

「もうすぐ80なの!」と微笑む上品な女性がご来店。ただならぬ雰囲気。話を伺うほどに引きこまれていきます。蕎麦のかえしも作るし、お寿司もオリジナルの酢飯からつくる。良い素材があれば自然と美味しくなるものよとサラリとおっしゃるけど、この方のすごさはそれだけではない・・・

主人がコロッケを食べたいといえば、若い頃ならすぐに作れたのよ。気さえあれば買い物に行けるでしょ。ただ、この歳になると、だんだんと家事がおっくうになってくるもの。だから、途中まで作って冷凍してあるの。○○が食べたいと言われれば、解凍したところから作ればいいだけ!

そして、醤油を眺めながら、「これ知っている!」がとても多い。箕郷町のスーパーまるおかさんで購入しただったり、新聞で見て取り寄せただったり。帰り際に「家事業は数十年やってきたけど、まだまだ知らないことが多いわね。また教えてください。」と頭をさげる。この好奇心と謙虚さは素敵。

明日の6つ

EVERNOTEで「埼玉」って検索したら、「明日、することの優先順位6つを書き出す」ってメモ書きが出てきた。なんでこれが出てきたか不明で、もう一回「埼玉」を検索しても出て来なかった。何か不思議だなと思いながらも、今月したいことの6つと、今週したいことの6つを書きだしてみると、なんかいい感じ。その勢いで明日したいことの6つを書いてみる。

何かのお告げかもしれないと、しばらく続けてみよおっと。